フリーランス美容師 西川ゆすけの頭の中

美容師は魔法使いであるべきか

美容師は魔法使いであるべきか





そーれ、人類滅亡しろ〜
(魔法使いっぽい動き)

美容室の不満
美容室への不満で堂々の一位が『会話』というのは、もう何年も前から挙がってることです。
『静かにしてくれるコースがあるなら、別料金払ってでもそっちにする』と豪語される方も居ます。
それだけ美容室での会話は苦痛と感じられてるようですね。
なぜ会話するのか
そもそも何故会話をするのか。
お客様(クライアント)と会話を通してのコミュケーションにより、その人のライフワークだったり好き嫌いの情報を引き出そうとしています。
中には『ここはこうして欲しくないけど、言いづらいから言わない』という方も居ます。
そういう言いづらい事を、できるだけ汲み取るために会話をします。
例えば顔周りは重いのがの好きだけど、伝えづらいから言わないという方が居たとします。
その人の好み(例えば好きな芸能人とか、好きな髪型とか)を聞いて『あ、この人は重いのが好きなんだな』と推測します。
そこにある情報で、その人が言わない状態を汲み取るために会話をしているという見方もあるわけですね。
本当は会話せずに汲み取りたい
しかしながら、『会話をしてくれる』というのは、俺ら美容師が勝手に思ってるだけなのかもしれません。
俺だって望むことなら、余計な会話をせずに全てを理解したいです。
その人が好きなスタイル、やりたいスタイル。そういうのを、意思疎通なく提供できるというのは、それは一つの理想です。
喋らなければ『何か雰囲気が悪い』と言われ、喋れば『会話が面倒』と言われる。
難儀な話です。
クライアントの一挙手一投足
とにかく、美容師というのはお客様が何を求めているのか、それを理解するのにかなりの大きな割合を割きます。
お客様の目線や指先、果ては姿勢に至るまでその人がどのような心境なのかを気付くために集中してます。
それを感じさせない接客をしつつ、細かいところまで気を使える美容師はきっと素晴らしいのだと思います。
お客様に居心地の良さを提供する、というのも僕ら美容師に課せられた課題だと思っています。
は〜、心読める力欲しいな。




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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。

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