私事ですが、9月から「ディレクター」という役職に就くことになりました。
美容師には、アシスタントとスタイリスト等の役職に分かれているのが基本的なのですが、最近ではカラーリスト、トップスタイリスト、シニアスタイリスト、マネージャー、統括、などなど。
実に様々な肩書きに分かれています。
それってどうやって決まってるのでしょうか。
というお話。
肩書きは全国共通ではない
そのお店における役職や肩書きはそのお店独自の規定で作られているものでありますので、例えばA店ではトップスタイリストの人が別のB店でもトップスタイリストかと言うとそういうわけではありません。
「トップスタイリスト」だからうまいというわけでもありません。
バロメーターではある
では何故こういった役職を分けているのかというと、本当にわずかなのですが「スタイリストとトップスタイリストならトップスタイリストの方がうまいんじゃね?」と思う効果もあるわけです。
あとは数字を作れる美容師という自負になりますから、美容師自身もランクアップとして捉えてるようです。
ほとんどのお店が、売り上げなどを基準にしてランクを決めているので(もしくは勤続年数)、ある程度のうまい下手のバロメーターにはなると思います。
まぁ「○○なのに失敗された!」という話をよく聞くので、必ずしも満足するのとは限らなさそうですが…。
あまり役職などを気にしないお店もあります。
スタイリスト全員が素晴らしいスタイリストで誰が担当しても技術の差は無い、というのでランク分けしていないお店もありますね。
何にせよ、肩書きや役職で仕事をするわけではないのであまり前面に押し出す必要もないですし、わざわざ肩書きを付けたがるのか、店長の他に似たような肩書きがたくさん着いてるお店もありますね。
どこぞの店長さんよりうちのJr.スタイリストの方がうまいんじゃねーかな?と思う事も多々あります。
もちろん逆も然り。
ですので言ってしまえば、肩書きや役職なんて関係ないんです。
僕らは肩書きで仕事をしてるんじゃないのですから。
今回、僕がディレクターという役職に就いて思った事は、色々とやる事と責任が増えて管理職って大変だなぁということでした。
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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。
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