フリーランス美容師 西川ゆすけの頭の中

パーマとブリーチの関係

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ブリーチというのは!

脱色!!

パーマというのは!

くりんくりん!!

ブリーチ毛にパーマは自殺行為
基本的にブリーチとパーマ(縮毛矯正、ストパー含む)は両立しません。
高確率でチリチリになってカールが形成できないので、トイプードルの毛みたいになります。
一週間で落ちるようなパーマでしたら何とかかけれるかもですね。
薬剤によるので、取り扱いってない美容室もたくさんあります。
そもそもうちではお断りしてますが…。
これはブリーチが髪の内部の成分を著しく破壊するためです。
間充物質と呼ばれるもの
髪の毛には間充物質(かんじゅうぶっしつ)と呼ばれる成分で埋められています。
これはいわゆる栄養分と呼ばれることの多いものですね。タンパク質だったりケラチンだったり。
これが失われると髪の毛は傷みます。
ブリーチは色を抜く過程でこの間充物質を破壊していきます。
でもパーマにはこの間充物質が必要なのです。
つまり、ブリーチをしている毛にパーマをかけてもパーマがかかることなくダメージとして残るだけでどう考えてもやめておいた方がいいです。
毛先に残ってるだけでもダメ
例えば1年くらい前にブリーチをしてて、ここ数ヶ月はほとんど染めてないし、毛先にちょっとブリーチが残ってるだけだから…
というお話はよく聞きます。
これもかけれません。
ブリーチしてない所は問題なくかかります。
が、ブリーチしてる部分は大体チリチリになります。
毛先だけチリチリになるので、残念ながら見た目はあまり良いものではありません。
ですので、ブリーチした髪の毛をパーマかけるのは少し待ちましょう。
どんなに良いトリートメントをしても、一度ブリーチした髪の毛を正常の髪に戻すのは無理です。
以前話した黒染めと同じで、絶対に元どおりにはなりません。
どうしてもパーマやブリーチは必要?
そして、一番重要なのはここです。
今やりたい髪型にパーマやブリーチは必要でしょうか。
俺がパーマとかするときは、この先の計画を詳しく聞きます。
もしブリーチしたいなら…もし縮毛矯正したいなら…そういう考えがあるのなら、本当に今必要なのかどうか確認します。
こういう風にしたいけど…という髪型があって、そこにはパーマとかブリーチとかしてるって書いたとしても実際は必要ないかもしれません。
ですので、まずはしっかり美容師と話し合うことが大事ですし、そういう相談ができる美容師と出会ってほしいです。
ちなみに、ブリーチした毛にかけれるパーマもあります。
限定された条件等はありますが、間充物質を補いながらパーマをかけシステムのパーマもありますので、そこら辺もしっかり相談しましょう。
綺麗な髪の毛ライフを送るには、美容師との相談が不可欠です。




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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。

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