最近使ったワックスレビューです。
タイプはごちゃまぜ。
ナカノ 7番
言わずと知れたワックス界の人気者。
ファイバーと言えばナカノだし、ナカノといえばファイバー。
『ナカノを知らないヤツはセットする資格なし』とまで言われるくらいポピュラーなもの。
そう言われるだけあって使いやすいのはもちろんのこと、対応できるスタイルの多さも魅力。
7番はそのシリーズの中でも特にハードなタイプで、とんでもないセット力を誇る。
ファイバーだけど手に伸ばすとあまり伸びない、どちらかと言うと少し硬いイメージがあるので
髪に引っかかる。とにかく引っかかる。
が、髪に引っかかるというのは実はワックスの付け方(指の抜き方)一つで対応できるうえに
美容師としては指抜きなんて基本動作の一つなので問題はない。
なので美容師からの信頼は厚い。
軟毛とは相性が悪いが、細い束を作るスタイルに限って言えば非常に使いやすく毛先ねじってれば簡単に束ができるのでまとめる力は凄いの一言。
硬毛向け。買って損は無いワックス。
ちなみにナカノは4番と7番あれば事足りると思います。
タント?知らんな。
↑ちな4番。
アナスイみたいな見た目をしてて非常におしゃれ。
中身はクリームタイプで、ノビが良く髪への馴染みもいい。匂いもいい。
クリームタイプの中ではあまりベタベタにならない方で、セット力は強い。
クリームタイプ特有の、他のワックスと混ざりやすいという点で、ワックス同士の繋ぎ目の役割を担うことができる。
同じシリーズのフリックワックスと混ぜると、混ぜる割合で色々なスタイルに合うワックスを調合できるのでちょっと上級者向け。
↑フリックワックス
ベタベタしないけど、セット力は強くシャンプーでも簡単に流れるスグレモノ。
謎のキメラがパッケージに書かれてるワックス。
チューブタイプなのであまり使わないと思ったけど(汚れるので)意外に使いやすい。
強いセット力と適度なツヤ、つけたあとも動かしやすいので、軟毛でも硬毛でも使いやすい。
どちらかというと硬毛やくせ毛向け。
根本と毛先でワックスを分けなくてもどちらでもしっかりセットしてくれるので、チューブタイプが好きな人は買うべきワックス。
数字がそのままそのワックスのハードさを表していて、9はハード。
ゆるい感じにセットしたいなら7番。10番はジェル。
9番と7番があれば他はあまり要らないかな?というか、9番のスペックが高いのでこいつ一つでなんとかなる。
キートス 3番
最近推してます。
ロレッタみたいな雰囲気の入れ物。中身はクリームタイプ。
めっちゃいい匂い。クロエの香水みたいな。でも値段設定は結構強気。
これ自体はセット力はほどんど無く、毛先の流れ、動きを整えるために使うほうがいいかも。
どんなワックスとも仲良く混ざってくれるので、家で眠ってるワックス達に新たな活路を見出せるかも。
非常に柔いので、軟毛には合わないが、その分硬毛やくせ毛との相性が良く、髪への馴染みもいい。
しっかりと束を出したいスタイルの場合はこれ使うとかなりセットが楽になる。
なんとなくだけど湿気に強そうなイメージある。
キートスに関しては、3番しか使ったことないので他は何とも言えません。
でも3番だけで良いワックスというのは分かるかなーってレベル。
毛先用に使うにはもってこい。
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