整髪料が直接の原因となってハゲるわけではありません。
ただ、使い方や物の選び方によってはハゲる原因となりうるものです。
答えとしては『間違った整髪料の使い方でハゲる可能性は少なからずある』というちょっと曖昧な感じですね。
整髪料が身体に良いわけない
根本的な話なのですが、ワックスをはじめとする整髪料が身体に良いわけありません。
確実に悪いです。
本来人間の肌に触れる必要の無い化学合成物質が含まれている時点で、身体に良いわけがないのです。
ですが、俺としての考えは『身体に悪いものを避ければ良いというわけではない』です。
少し話が逸れますが…
人間が生きていくうえで身なりを整えるというのは至極当たり前のことであり、相手への印象をよくするために整髪料を使い髪の毛を整えるということは人間社会において非常に重要と言えます。
つまり、ワックスが身体に悪いとはいえ、それを使うことで自分の印象をよくすることができるのです。
加えて、『身体に悪い』と言ってますがそれがそのまま重大な事を引き起こすわけではなく、ただあくまで『何もしないよりは身体に悪い』程度のことです。
(ワックスに含まれる程度の成分濃度で人間の身体に影響を与えるのかな?と思います)
悪いものだからこそ良いものを
こうして身体に良いものではないと説明しましたが、よく考えてほしいのが、よく『洗い落としが悪い』と言われるワックスがあるじゃないですか。
手に付いたのがなかなか落ちないとか。
一回のシャンプーでなかなか落ちないとか。
こういうワックスが毛穴に入ったとしてシャンプーで綺麗に落ちると思いますか?
もちろん落ちません。
それが洗い流されずに詰まって放置されたらどうなるんでしょう。
これはハゲる原因と言われても仕方がありません。
つまり、俺がなぜ『ワックスの洗い落としの良さ』にこだわるのかと言うと、例え毛穴に詰まったとしてもお湯とシャンプーでしっかり落としやすいからということです。
ワックスの有無を気にする前に
もちろんこれは好みというか、その人がどう選択するかに左右されるのですが、例えばワックスのベタベタが嫌いとか、あまり整髪料を付けたくないというのであればそれで問題無いと思います。
気をつける部分は人それぞれですし、気にする部分も人それぞれです。
俺としては、身体に害を及ぼす可能性があると言え、身だしなみを整えたいと思うので整髪料を使ってます。
『身だしなみを整えることのメリット』と『ワックスを使うことによるデメリット』を比べた結果、身だしなみを整えることを選びます。
だからこそしっかりしたワックス、シャンプー、そしてしっかり綺麗に洗い流すことが重要だと考えています。
ハゲるとかハゲないというのは、ただ一つの原因でどうこうなるわけではなく、様々な要因が重なり合って害を及ぼします。
つまり○○したらハゲるとか等という言葉に右往左往する前に、自分に必要なものは何か考えるべきだと思いました。
というか『水を飲んだ90%の人が100年以内に死ぬ』とかそういうレベルの話で、確証は無いものです。あまり気にしすぎないのが一番でしょう。
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