フリーランス美容師 西川ゆすけの頭の中

昔の人って頭良いなぁ

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子供の頃に、慣用句とか古事成語、ことわざとかの意味を4コマ漫画で説明してくれる本がありました。

なんていうか当時は4コマおもしれーくらいにしか思ってなく、その言葉の意味を軽く知るくらいの感覚だったのを覚えてます。
でもある時、専門学生くらいのときかな?
当時俺は起きてる時間はネットする時間なくらいネットに浸かってたのですが、そこで色々やりとりするうちにあることを思いました。
昔の人って頭の良いなって。
昔ってもめっちゃ昔ですよ。
古事成語が産まれるくらいの昔。
今でこそネットやなんやらで情報なんてすぐ手に入りますし、どうでもいいような情報から有能な情報まで半永久的に残り続けてるわけですが、昔の時代背景なんてネットはおろか紙媒体ですら簡単には手に入らないような世界でよくこんな考えに至るなと思いました。
いや、そんな時代だったからこそ色々な考えが産まれたのでしょう(台詞がかった口調)
恐らく、今と昔の人を比べて、今の人の方が賢い人は多いでしょう。
知識とは積み重ねですから、年月というアドバンテージを持った現代人は一歩リードしてます。
加えて、昔の人でも、今で言ういわゆる馬鹿はたくさん居たと思います。
皆が皆、頭良いわけではないですからね。
ですが、自分で考える力は昔と比べて圧倒的に劣ってると思います。
だって今は考える前に調べたら答えでること多いですから。
それが正しいかどうかも考えずに。
ここで、一つ感じるのは、考える力というのは本質を見出すことに繋がるのではないかということです。
例えば、昔の人が作った言葉でも今の時代で当てはまることはたくさんあります。
風が吹けば桶屋が儲かるなんて考え方、今でも全然成り立ちますよね(皮肉交じりの希望的観測ですが)
これはつまり、本質を捉えてるからだからです。
どんなに環境が違えど本質は変わりませんし、言ってしまえばこの世の起こりうることなんて本質に肉付けされただけのものです。
本質とは、これ以上単純化できない理です。
例えば今考えていることをどんどん単純化していって、これ以上単純化できないとなった所がその考えの本質です。
俺が美容師を続けているのは何故か、と考えた時に、『楽しいから』→『楽しいとはなに?』→『好きなことできるから』→『好きなこと?』→『自分のペースで働ける』→『それが何で楽しいの?』→……といった感じに、どんどん単純化していきます。
最後に残ったのが俺が美容師を続けている理由の本質です。
あとはそこに肉付けをして、より良くしていくだけ。
簡単なことです。
昔の人は、本当に色々考えていたんだなぁと、頭を使って思考を巡らせていたんだなぁと思うとただただ凄いという感想しからでてきませんね。




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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。

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