フリーランス美容師 西川ゆすけの頭の中

頭の固さが招く弊害

頭の固さが招く弊害




俺は常々、自分自身に対して「思考を柔軟にしろ」と唱えています。

もしかしたらそれすらも、頭の固さというものに囚われているのかもしれませんが笑

思考の柔軟さとは何か
頭が固いというのはつまり、思考が直線的、あるいは一方通行的な状態であると言えます。
頑固親父と呼ばれる人のそれに近いですね。
思考の柔軟さとはそのまま、受け入れる器の大きさを示します。
それは、たくさんの角度からものを見れるということに繋がります。
自分が見たこと聞いたことを様々な角度から精査したうえでの思考のことです。
思考が柔軟な人は常にアンテナを張っており、頭の中で正しいものとそうでないものの議論を交わしております。
色々なことを違う角度から見ることができるので、たくさんの答えが出てくるわけですね。
例えば、真っ白の紙があるとします。
「これは何色?」
と聞かれたとしてどう答えますか?
「白」と答えたとして、それで終わりですか?
ここで終わると、1つの角度からしかものを見れていません。
頭が固くなってるかもしれませんね。
「片面が白、裏面が黒」の可能性もあります。
「白い紙の上に乗った透明な紙」の可能性もあります。
すごく重要なことなのですが
『答えを出す』ことがゴールなのではなく、『導き出させれる答えはたくさんある』ということにいち早く気付き『様々な角度からの答えを挙げる』ということが大切なのです。
聞かねば分からぬ?
頭が固いと、自分が思い付く答え以外は間違いと考えてしまいがちです。
お笑い芸人のコントを見て、「これって何が面白いの?」と聞いてくる人とか
「なんで○○するの?そんなことする必要ある?」と聞いてくる人、たまに居ませんか?周りに。
お笑い芸人の笑いどころを、1つ1つ教えてあげなければ理解もできないのでしょうか。
自分が必要ないと思うことだから理解できないのでしょうか。
これらは全て、思考の柔軟さが欠けているため一方的な見方しかできない典型ですね。
『この人は何故こうしたのだろうか?』
という角度からものを見れずに、
『これは間違ってる』
という一方的な考えで突き動かされている証拠です。
これでは頭はどんどん固くなっていきます。
自分の理解できないものを受け入れない、そうなってしまった人間の末路というのは考えるのも恐ろしいですね。
美容師として生きる以上、思考は常に柔軟で居るように心掛けています。
発想は柔軟な思考によって生まれ、お客さんの満足は発想から生まれるとすれば、美容師として頭が固いのは致命的ですね。
もちろん、美容師に限らず、良い人間関係を築けない人に限って頑固だったりします。
たまには頭の体操、するのもいいですよ。
ちなみに俺は福本伸行作品を見ることで頭の体操になっています。笑




The following two tabs change content below.
「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。

Do you think?カテゴリの最新記事