ただ少し気になりました。
専門学校って、学校とは言いますが高校や大学とはまた別物ですよね。
正直、高卒と専門卒は同じくくりだと思ってます。
そうなると…
20歳で美容師になったとして、すぐ辞めたと仮定したら…
20歳で専門卒の人間が就ける職業というのはかなり限られてくると思うんですよね。
これってかなりリスキーじゃないですか?
今の時代、リスクと恐れてはいけないみたいな風潮ありますが、新卒でもない、社会経験があるわけでもない、大卒というわけでもない、そんな人間が必要とされる仕事って大体ブラックかなって。
もちろん美容師もブラックですよ。
ブラックだらけ。
ホワイトな仕事できてるって人は胸を張りましょう、素晴らしい職場です。
美容師を始めるまでに最低でも2年はかかるわけです、しかもお金もかかります。
それを、数ヶ月の美容室勤務で無に帰す程の判断は本当に正しいのでしょうか。
俺の同級生は60人くらい居ました。
そのうち美容師を続けてる人は20%くらいだと思います。
辞めた人は何をしているのかなーって思ってたまに連絡取ったり、フェイスブックとかの様子を覗くことがあります。
楽しそうにしている人も居れば、よく分からん生活をしている人も居ました。
果たして美容師を辞めて正解だったのでしょうか。
俺には分かる術がありませんが、定職に就かずフラフラしている知人を見るのは少し切ないものでした。
専門学校に入るというのはとても簡単です。
美容師になるのもとても簡単です。
けれど続けるのは難しいですし、辞めた先の道も簡単ではありません。
何を選び、どこを進むのは人の自由ですし、間違った選択をしても挽回はできます。
美容師を続けていく未来が見えなかったら辞める事も大切でしょう。
でも、どんな職業だって大変ですし、今更高待遇の仕事に就けるなんて余程の事がない限り無理だと思うので、美容師として生きるってのは大事かなと思います。
最新記事 by 西川ゆすけ (全て見る)
- 日本一開くのが早い美容室 - 2019-11-01
- 美容師が考える美容専門学校の選び方 - 2019-07-02