フリーランス美容師 西川ゆすけの頭の中

美容師ちゃんとやれ!

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お客さんからよく聞くのが、『カウンセリングが鬼のように短かった』という話です。

case1.劇的に話の早い美容師
担当する人に今日どうします?って聞かれてこんな感じに…って画像を見せたら『了解しました!』って言って一度見ただけで切り進めていく美容師が居ました。
凄いです。一度見ただけで全てのことを理解し、髪型の構成はもちろんその人の骨格に対する注意点、普段のセットや環境などのライフワークを見抜き今の状態からどう切ることでどう変化するかも伝えない職人気質。
まさにプロです。
結果、切られたお客さんは『写真と全然違った』というコメントを残して二度とそこには行かないと決められたそうです。
美容師ちゃんと仕事しろ!
話くらい聞いてあげてと思います。
お客さんがどうしたいのかというイメージは、話をすることによって固まっていくものです。
それこそ何故切りたいのか、染めたいのか。
必要なものと不必要なものを選び、仕上がりまでの工程を示すというのは、美容師として当たり前だと思うことです。
美容師も理解したつもり、お客さんも伝えたつもりで施術に入るのが一番危険ですから。
画像見せられたら、どうしてそれにしようと思ったのか。
セットしたいからセットしやすい髪型を選んだのか、流行りだからそれを選んだのか。それだけでも随分意味合いが変わります。
一つの画像で得られる情報なんてその髪型だけです。
お客さんがなぜその画像を選んだのか、なぜそのメニューを選んだのかを聞くのが何よりも大事ですね。
お客さん側としては、別にそこまで考えていたわけじゃないんだけどと思う方も居ますし、別になんでもいいっすよお任せ〜という人も居ます。
そういう人のために、今の状態からどのような変化をつける事によってどういう結果になるのかくらいは伝えれないと、これまた『何か違うな』という結果に終わります。
つまり、美容師としての工程のチョイス(何処をどう切るかとか)とお客さんのチョイス(何故そうしたいのか)をうまくすり合わせることが重要であるのですが、話を聞いてくれない美容師だったり、聞いたつもりでも聞いてないって思われる美容師が多いなって感じました。
カウンセリングを疎かと感じさせてしまう美容師はちゃんと仕事しろよ!と思います。
最近多いです。この手の話。




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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。

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