美容師として、誰かの笑顔が見たいとか、誰かを幸せにしたいとか、そんなの全く無かったですよ。
中学2年くらいからなりたかった記憶もありますが、当時はたくさんある夢の一つって感じでした。
ぶっちゃけ美容室嫌いだった
やりたい事が増えてきて、ふと自分の将来のことを考える。
多分そんな時期だったんでしょう。
そんな時に初めて美容室に行きました。
それまで床屋で髪を切ってた俺は初めての美容室に、そのあまりのオシャレさに
居心地の悪さで死にそうになってました
オシャレすぎて、俺なんて居てもいいんスか、みたいな。
オシャレてなんスか、食えるんスか。
というかぶっちゃけ美容室嫌いでした。
当時中学生の俺は漫画家とか、なんかそういう文化系の方へ行きたいみたいな考えがあって。
見た目とかあんまり気にしなかったですからね。
きっかけはヘアセット
じゃあなんで美容師なったか、きっかけは友達の持ってたワックスでヘアセットしてみたことだと思います。
うお、すげー、みたいな。ヘアセットするの楽しいー、みたいな。
ここが俺の分岐点だと思うのですが、この時の俺は『ヘアセット』に興味を持ったのじゃなくて『美容師っていつもこんなことしてんの?』っていう美容師への疑問に興味が出たんですね。
興味があることを仕事にしたい
よく趣味を仕事にするな、という人が居ます。
色々な意味があっての言葉ですが、俺はそうは思ってませんでした。
今でも思ってません。
だって好きなことを仕事にできるし、好きなことで悩めるなんて幸せなんじゃねーかって思いますから。
美容師に興味が出た俺は、何となく曖昧な気持ちで美容師を目指そうとします。
なぜなら、その時一番興味があることをしたかったからです。
つまりこの時は他の選択肢より美容師になるっていうのに興味津々だったわけですね。
美容師になるのは簡単
とりあえずな感じで夢を決めたわけでした。
何かを見て感動したり、人を感動させたいとか、人の笑顔を見たいとか微塵も無いです。
じゃあ今はあるかと言えば、今も無いです(笑)
でもそれとはちょっと別な、俺の考えがあってのことです。
これは別の機会にでも。
美容専門学校も、軽い気持ちで決めました。何となく二年間を過ごし、何となく日々が過ぎて、国家試験に合格しました。
晴れて美容師免許取得ですね。
正直、今の学生の方々を見て『こんなに意識たけぇのか』と驚いてます。
それだけ俺の美容学生としての意識は低かったですから…。
でもこんな俺でも美容師になれたわけですから、美容師になるのってめっちゃ簡単です。
ハードル低いものです。
美容師として何を成すか
美容師始めてからこそが俺の人生と言えます。
色々な経験を経て様々な考え方ができました。
変わった考えもあれば変わらない考えもあります。
美容師になってからのお話はまた機会に。
でも、美容師になるのは一つの区切りで、そこから美容師として何をするかに全て集約されています。
過程に結果を求めるのではなく、結果あってこその過程だと俺は思います。
どんなに周りに否定されようが、どんなに無謀であろうが夢を持つのはいいことでしょう。
それをただの『無謀なこと』として終わらせるのか『夢は叶うものです!』と大きな声で言えるかは自分次第なわけです。
結果を出せば『夢』、出せなければただの『妄想』。
分かりやすいですね。
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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。
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