フリーランス美容師 西川ゆすけの頭の中

何かを得るためには何かを捨てなければならない

何かを得るためには何かを捨てなければならない




ハガレンの影響もあり、よく聞く言葉「等価交換」。
これは髪の状態の話でも言えます。

髪の質問について、本当によく聞くワードをまとめてみました。
・髪のダメージについて
・髪のケアについて
・他の人との髪質の違いについて
・髪質の良し悪し
ここら辺は美容師をやってると、文字通り挨拶代わりに飛んでくる質問であると言えます。
それだけたくさんの方が気にしており、かつ明確具体的な答えもしくは改善案が見つかってないということですね。
多くの才ある美容師の方々が日夜勉強し、お客さんにとって最善とも言える答えを模索するのが当たり前となった今の時代ですら、です。
今回は髪へのダメージについて少しお話をします。
ダメージと満足度の関係性
やりたい髪型・髪色があったとして、ダメージが原因で止められたことはありますか?
もしくはダメージになるのが嫌でカラーもしくはパーマを断念されたことありますか?
結論から言うと、薬剤を使う以上、確実にダメージを受けています。
ダメージを気にするなら、カラーパーマ等しないことです。
(そろそろダメージかゲシュタルト崩壊してきた)
それが一番です。
簡単な答えなのですが、どうにも納得されていない方々が多いように思います。
もう一度言います。
満足の行く髪色やパーマをするうえでは、確実にダメージになります。
それが嫌なら何もしないでおきましょう。
それでも染めたいと思うのなら、あなたにとってダメージというのはそれほど深刻に考えるものでないのです。
染めましょう。存分に。
それが満足につながります。
満足度とダメージ軽減を両立させるということは、それ相応のコストを払うということです。
多大なコストと時間がかかります。
そこまではできないと考えるなら、染めるか染めないか、このどちらかしかありません。
等価交換の原則
綺麗な髪を得るために、何を差し出しますか?
差し出すものは時間だったり、お金だったり、我慢だったりします。
本当に得たいもののために自分が何処までできるのか、そう考えた時に消去法で残ったものが今自分が一番必要としてるものであり、差し出すもののは軽いものになっていきます。
美しい髪色を欲しい場合は、ダメージを気にしてはいられません。
美しいしなやかな髪が欲しい場合は、ダメージを防がなければなりません。
どちらも欲するなら、時間とお金をかけるべきです。
美容師はそういう方々の考えを汲み取る仕事だと思っています。




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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。

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