今回はすきバサミのメリットデメリットをできるだけ分かりやすく伝えようと思います。
すきバサミの誕生、用途などはWikiとか見れば大体分かります。
使った感想、使われた感想的なものメインで。
とは言え、すきバサミの入れ方によって幾分は変わるのですが今回はオーソドックスな入れ方(スライスに対して平行から30°程度の傾斜)で考えていきます。
すきバサミのメリット
量を減らせる
髪が動かしやすくなる
カットラインをぼかせる
すきバサミのデメリット
まとまりの無い髪になる
パサパサになる
カットラインが消える
簡単にあげるとこんな感じですね。
要するに、メリットデメリットを理解して適度な施術ならなんら問題なく、すきバサミを使うというのはあって当たり前の選択肢であります。
これはお客さんがどう推し量るかによるのですが「量を減らして動かしやすくするか」「量を減らさなくていい、カタチを綺麗に保ちたい」のどちらかを選択するかです。
たまに「すきバサミ入れられたく無い」というお客さんが居ます。
もちろん男女ともに。
大体は過去にスカスカにされたトラウマがある方で、すき毛(短い毛)が出てくるのを嫌がる傾向にあります。
逆に「量が多いのでがっつりすいて欲しい」という方も多いです。
特に男性の場合はガッツリすくのを好む方が多い傾向にあります。
その方がセットしやすかったり、束を作りやすかったりしますので今流行りの髪型を再現するにはすくのが手っ取り早いのでしょう。
(別にすかなくてもできますし、俺としてはスカスカよりある程度量を残す方が好きです)
が、そういったすき方をした場合、髪の毛がめっちゃパサパサに見えてしまいます。
傷んで見えるわけですね。
あと、表面からピョンピョンと短い毛がたくさん出てきちゃって、少し見窄らしく見えちゃいます。
あまり気にしないのであればたくさんすいても問題ないです。
が、もし気にするのであればあまり すかないようにするのが良いかなと思います。
特に女性の場合はすきバサミを多用しちゃうとほんとパサパサが顕著になり治すのも多大な時間がかかるのであまりおすすめしません(もちろん、ケースバイケースです。すきバサミたくさん使う場合もあり、それが効果的な場合もあります)
俺の理想としては、すきバサミを使わずにカットしたいってのがあります。
女性だと何となくいけそうなのですが、男性だとなかなか難しそうです。
これも技術向上だと思って頑張るしかないっすね〜
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「美容師と副業」をテーマに、いかに長く美容師を続けるかのために副業を探す現役美容師。美容師・youtuber・オンライサロン主宰のたくさんのわらじを履く人。
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